ツーバイエイトの家ってどんな家ですか?
その前にまずは「ツーバイフォー(2×4)工法」というのをご存知かの?
北米生まれのツーバイフォー工法は、
別名「木造枠組壁構法(もくぞうわくぐみかべこうほう)」とも呼ばれておっての。
構造用製材でつくった枠組みに、
構造用合板を張り付けた「パネル」で床・壁・屋根を囲って
建物を支える工法じゃ。
日本従来型の軸組工法が「柱や梁」などを点で結合するのに対して、
ツーバイフォー工法は「面と線」による6面体で建物を支えているので、
とにかく頑丈なのが最大の特徴じゃ。
それに部材の規格が世界的に決まっていて、
それをプラモデルのようにパネルで立て込む方式じゃからの、
工事期間も短くて大工さんの「腕」によって
出来上がりの品質が左右されにくいというのも特徴の1つなんじゃよ。
そしてこのツーバイフォーの壁の厚さが89ミリに対して、
ツーバイエイトの壁厚は何と倍の186ミリ。
この厚みに断熱材を隈無く入れるから、
更に気密性能の高い家になるんじゃ。
もちろん気密だけではないぞい。
頑丈さも当然増すし、音も通しにくくなる。
エアコン一台で家全体が十分暖かくなるから、
建てたあとの家計にもすこぶる優しい家なんじゃよ。
2014.02.25:[家づくりQ&A]